Another Blue ~もう1つのブルー

俺たちが生きて行くために、今 愛が必要なんだ

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

洗濯物がシワになっちゃうから

『現 実』 「洗濯物がシワになっちゃうから」そう云って君は電話を切りたがった君の日常の中から 聞き出したい言葉と 聞きたくない言葉 それを知っているクセに 君はわざと現実を突きつける 必死に堪えている想いを 堪えきれなくなることを 君自身が一番知っ…

ミヤマクワガタ(♀)が、二度目の夏

我が家のミヤマクワガタ(♀)が、飼育瓶から取り出して今日で13ヶ月を迎えました。 羽化(成虫)からの推定日数では、ついに20ヶ月超え! 単年性のクワガタが2度目の夏を迎えるということは常識では有り得ないことヾ(@^▽^@)ノ 俺の周りでは色んな不思議現象が巻…

だって今でも僕はこんなにも君を・・・

「愛の量」 あなたの受け取れる愛はあなたが与えた愛と同じ量なのだと何かの本で読んだことがある 君の瞳を見つめながら 数え切れないキスをして 君の反応を確かめながら 君の身体を愛撫する 耳元で囁く言葉や 抱きしめる腕の加減にも 愛の表現を奏でながら…

沈黙の数秒後に奪う口づけ

「失楽」 正直に云ってしまえば傷つく恋だと知っていた嘘で取り繕うことが 白々しいと知っていながら 抱きすくめる僕を 君は黙って受け入れる 沈黙の数秒後に奪う 口づけとともに 恋の失楽に従っていられるのは いったいどれくらいの時間だろう・・・ 詩 Wri…

君は俺の首に腕を回して首筋の匂いを嗅ぐ

いつも君は部屋に入るなり、俺の首に腕を回して首筋の匂いを嗅ぐ。 「今日は何の香水?」そう君が聞くから、「なんだと思う、当ててごらん!」って俺は君に聞き返す。君は少し考えながら、思いついた香水の名前を言うけれど、だいたいは一度で当てることがで…

別れた彼女と再会

ぅ~頭が痛いhttp://img.mixi.net/img/emoji/60.gif気が付くと見かけない天井が俺の目にぼんやりと滲んできた。 ここは何処だろう?あっつ~頭痛て~(+_+) 辺りを見回すと畳の和室。おでこには冷たいタオルが俺の視線を遮っていた。 断片的だが、少しずつ記…

ランチタイム

「お昼一緒に食べに行かない?」ふいに彼女から声を掛けられた。 「うん、いいよ!」俺は一瞬驚いたけれど二つ返事で言葉を返した。 まさか隣の席に偶然座ることになるなんて夢にも思っていなかった。 彼女とは小学校で同じクラスだったけれど、何せまともに…

PENを持ったまま迷子になる・・・

「おまえさんのそのカメラ、えらい変わったカメラでんな?」 ふいに関西弁の知らないおじさんが俺に声を掛けてきた。 「あっ!これですか。オリンパスのペンですよ!『PEN E-P3』カワイイでしょう?」 俺がそう答えると、そのおじさんは怪訝そうな顔で、まじ…

もっと わたしを濡らして

「6月の雨」 どうせならもっと 諦めきれないくらいにもっと わたしを濡らして 泣きじゃくる わたしを まるで子供をなだめすかすようにして・・・ 楽しい時間が永遠には続かないことなんて 初めから知っていたけれど こころの片隅では永遠に続いてほしいって…

わたしは今もあなたのことを・・・

『またね!』 あの日もいつもと同じように 「またね!」って云って別れたのに それが最後になるなんて あんまりじゃありませんか あの日の「またね!」は わたしにとって いつもの「またね!」に聞こえたのだから そんなあなたの冷たさとやさしさを 初めから…

あなたに抱き締めてもらいたい時だってあるの

「女として」 朝食の後片付けと洗濯物を済ませて ふと息をつくと どうしようもないくらいに 切なさが胸に込み上げて来た なんだかんだいっても わたし ひとりの女なの 何も云わずに黙って あなたに抱き締めてもらいたい時だってあるの 日々の生活の中で満た…

僕との愛の終わりを

「過ち」 美化しようとしているのは 僕が愛した 君への気持ちではなく 僕との愛の終わりを 美化しようとした 君の気持ちなんだ 詩 Write:2014.06.010 写真 Photo:2012.08.26 撮影 Camera:OLYMPUS E-510 Lens:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 Write&Photo …

理屈なんかじゃないの あなたを愛したことは

「バカな女」 理屈なんかじゃないの あなたを愛したことは きっと世間の人が知ったら わたしはただのバカな女かもしれないけれど だけど どうしようもないくらい あなたのことを愛してしまったの あなたの嘘も あなたの裏切りも 全部含めて 逃げ切れないくら…

この限りある世界のために・・・

「幻想」 世の中のすべてが不条理の上に成り立つのだということを我らは認めねばならない 人は人の内なるものによって 創られた神を崇め その神の名の元に争い 奪い合うのだということを そして人は人の内なる欲望によって 果てしなくいがみ合い 幻想なる富…

アディダス・カントリー

アディダスのカントリーは1970年代に、山道を歩くために開発されたシューズといわれています。 数あるスニーカーの中で、俺がもっとも大好きなスニーカーで、もう4足も同じものを履き続けているけれど、そろそろ4足目もヘタって来た感じ(^∀^;)なんと…

僕はただ君を想うことで・・・

「何年も」 君の来るのをずっと待っていたよ何年も何年も 君のいない季節を 何度も 何度も繰り返し 顔のシワも 髪の白髪も 少し増えてしまったけれど・・・・・ 僕の愛しい人よ いつかまた逢えると信じていたから ココロの片隅を空けたまま ずっと待っていた…

こんなにもあなたのことを愛しているのに

「6月の午前9時」 ねぇどうして運命は ふたりを遠ざけるの うち こんなにもあなたのことを 愛しているのに あなたは こんなにも うちに やさしくしてくれるのに 紫陽花を濡らす雨が こころに深く染み渡って この胸をぎゅっと締めつけるわ こんな日はあなた…

君という存在を 手放したことへの深い後悔

「未開封の成就」 電話越しに伝わって来る君の生活や素顔期限切れの缶詰のような 未開封の成就 この世のすべてを失っても代えがたい 君という存在を 手放したことへの深い後悔 味わうことのないままに終わった 愛という名の晩餐 メイン・ディッシュを運ぶこ…

うなじに しがみついた口づけを・・・

「小さな願い」 君の幸せを素直に祈れるほど割り切れた大人にはなれない君を強く想うことで 過ごしてきた時間は 閉ざされた心の向こう側に いつも小さく輝いて見えた そんな願いを心の糧に 僕は毎日を生きてきたのだから うなじに しがみついた口づけを その…

永遠と思えるくらい あなたを愛しているから

「永 遠」 今この時を大切に決して後悔のないようにふたりの想いをそっと灯して ゆらゆらと揺れながら この想いを重ね合わせる 永遠なんて誰にもわからない 永遠なんて何処にも見えない けれど今 永遠と思えるくらい あなたを愛しているから 今この時を大切…

君は僕の腕枕で・・・

「寝顔」 放課後の校舎から響き渡る歓声君は僕の腕枕で 小さな寝息を立てて眠っている 5月の爽やかな風が リビングのカーテンを揺らして 僕は君の寝顔を静かに見守っている そんな時間がずっと 長く続けばいいと願った 行き先を知らない恋は 男にとっていつ…

ふたりの覚悟はどれくらい!?

「覚 悟」 キラキラと揺れる水面(みなも)に ふたりを映して 真実の度合いを伺ってみる 君の覚悟はどれくらい 僕の覚悟はどれくらい すべてを失っても生きて行ける ふたりの覚悟はどれくらい キラキラと揺れる水面に ふたりを映して 君の肩をそっと抱き寄せて…

ふたりは激しく求め合った・・・

「徒花(あだばな)~実を結ばない花」 時間さえも忘れるほど ふたりは激しく求め合った 抱きしめた ぬくもりの中で この想いは永遠だと 確かにあの日 感じていた 咲いても実を結ばぬ 徒花のように 実らない運命(さだめ)の恋ならば 誰も知らない街で ひっそり…

ふたり愛すれば愛するほど・・・

「それぞれのレール」 北行きの列車が 静かにホームを滑り出す 流れる窓の景色が いつもより新鮮に映る リズムを刻むレールが心地よい ふたり逢えば逢うたび 互いを傷つけていたね ふたり愛すれば愛するほど 淋しさが増して行ったね もうこれ以上先に進むの…