Photo by RELISH 【返詩コラボ・第５回～５連詩ヴァージョン】 「 答 え 」 答えを出してしまえば もう そこから先には進めない ふたりの恋の行方を 僕はいつも はぐらかしていた 君を受け止めることも 君を失うこともできない そんな せつない恋を 生き急ぐ…

Photo by Sato Nashie 「追憶の彼方へ」 追憶の夜に 落ちて行くふたり 君の柔肌に触れながら 手探りの真実をさがす 絡み合う唇が せつなさの吐息が 戻れない誘惑の中に ふたりを引き込んでゆく もう戻れない もう戻らない 道を逸れた俺たちは 途方もない明日…

Photo by Sato Nashie 「明日へ」 錆びたレールの平均台を バランスを崩さないように歩いた 枕木の上をケンケンで 明日へ向かってジャンプした この先はいったい 何処まで続いているのだろう むせ返るような陽射しに目を細めながら 僕らはいつも遠くを見つめ…

PHoto by MOMOFUKU 「覚 醒」 排水口に吸い込まれていく 昨日までの自分 イミテーションで飾られた いぶかしげな現実世界 何が真実で 何が幻 僕たちはいったい 何処に向かえばいい？ 氷のような水で 鏡に映った自分を洗っても 今朝の僕は 現実に目覚めない .

Photo by Pink Elephant 「ピーッ」 ヤカンが「ピーッ」って鳴って 見つめ合うふたり さあ どっちが コーヒーを入れるの!? 「スクランブルエッグのように」 言葉と言葉が交錯しながら 渦巻いている スクランブルエッグのように 掻き混ぜろ！ 「失くしたTシャ…

Photo by RELISH 「くちづけ」 しゃべりかけた唇を くちづけで そっと塞いだ もう何も云わなくていい 空白の時間は すべて 熱いくちづけで埋めよう .

Photo by 119 50：50（フィフティ・フィフティ） ふたりが待ち合わせをする場所は お互いの家から ちょうど半分ずつの距離 待ち合わせのドキドキも 別れ際のせつなさも 全部分け合えるように 食事代も映画代も割勘にして 僕らの恋はいつも50：50の関係だった…

【返詩コラボ・第５回】 「 答 え 」 答えを出してしまえば もう そこから先には進めない ふたりの恋の行方を 僕はいつも はぐらかしていた 君を受け止めることも 君を失うこともできない そんな せつない恋を 生き急ぐ時代のように 君はいつも 僕の答えを欲…

Photo by いつき 「小さな願い」 君の幸せを素直に祈れるほど 割り切れた大人にはなれないよ 君を遠くに想うことで 過ごしてきた時間は 閉ざされた心の向こう側に いつも小さく輝いて見えた そんな願いを心の糧に 僕は毎日を生きてきたよ そのうなじに しが…

前の記事で、加藤いづみさんの話が出たので、ちょっとその話をしてみます。 加藤いづみさんって、知ってますか？最近の若い人は知らない人もいるかもね!? 最大のヒット曲「好きになって、よかった」は1993.7.21の作品で、当時、常盤貴子が NUDEになって話題…

Photo by Yasuhiro.H 「さよなら」 君にさよならと云わないのは 君から「さよなら」の言葉を聞いていないから 君にさよならと云えないのは それはきっと君が 同じ気持ちを抱えていると信じているから まだ君を諦められないのは 君がきっと僕を諦めていないか…

ホームページ「インディゴ・ブルーの逆襲」で、Poemsに詩を20篇（未発表２篇含む）ＵＰしました。 Casual Thanks! ・君の心を動かしたい・・・・・ ・やり残したことはないかい!? ・「予定」 ・浮いている奴 ・失われた時代の憂鬱 ・一方通行 ・「その言葉に…

Photo by Yasuhiro.H 「何も云わずに切られた電話」 何も云わずに切られた電話 いつもの気まぐれだと片づけてしまうには あまりにもやるせないよ 無言のまま切られた電話の 向こう側にある 君の心が 僕には何ひとつ見えなくて 不安になる 互いの中心に到達で…

Photo by RELISH 「不確かな約束」 愛という約束ほど 不確かなものはないことを 君を抱いて初めて知ったよ 君を引き止めるために 僕は 何度愛の言葉を囁いただろう 君は愛を確かめるように 肩に回した指先に何度もチカラを込めたね 何度愛の言葉を交わせば …

Photo by Yuu 「約 束」 「いつかまた逢おうね」って 当てのない約束を交わして 僕らは別れた あれから指折り数えて 数え切れないくらい時を過ごしても ふたりは二度と逢うことはなかった あの頃は永遠だと思っていた もう離さないと誓った それがこんなにも…

Photo by m-style 「ボタンをつなぐ糸」 気づいたら取れていた 胸のボタン いつ落としたのか どこで無くしたのかさえ気づかないまま 僕らは時を過ごした 必死で探しても見つからない 遅過ぎた後悔 もう少し早く 君の気持ちに気づいていたなら 二人は別れずに…

ユーリさんとの逆返詩コラボが完成しました(*^ー^)人(^ー^*) 【返詩コラボ・第３回】 「風に揺れて。」 風に 揺れて 揺れられて。 空を こんなに近くに感じながら こうしてここにいよう。 いつでも 包まれているからね、 大丈夫。 Words by yuhri aizawa 「…

Photo by coco 「６月の涙雨」 無理矢理切り出した別れを 悔やむような６月の雨 僕らが別れたのは こんな雨の日だったね 「もう私たち終わりにしましょう」って 君からのひと言 いつまでも明けない長い梅雨の年には そんな君を思いだすよ 僕を嫌いになった訳…

Photo by RELISH ホームページ「インディゴ・ブルーの逆襲」で、Poems「Acoustic Love」に写真が入り、完全版としてＵＰ致しました。是非、ご覧下さい。 入り口はこちら→ http://www.geocities.jp/denimroad/poems.html TOPページはこちら→ http://www.geoci…

Photo by RELISH 「やさしさは罪」 「あなたがやさし過ぎるからいけないのよ」 君はいつもそう云っていたよね 君を受け止めてあげられない僕が 君を追い詰めてしまったんだね このカラダがもう一つあったら どんなにいいだろうって何度も思ったよ そうすれば…

Photo by いつき 「愛～この命が尽きるまで」 この愛を育てよう 日々 刻々と変わる 僕たちの現状 この愛を育てよう 天高く届くほどに この愛に終わりはない この命が尽きる その時までは この愛を育てよう 壊れないように大切に 大切に どんな時も見守りなが…

昨日、某広告代理店から 俺のＨＰにバナー広告貼りませんか!?ってメールが届いた。 某有名エステティックサロンの広告なんだけど、ジーンズのＨＰにエステっていうのもなんかね～？ それとも詩のページが、女性からのアクセスがあるからということで、目をつ…

Photo by coco 「微妙なズレ!?」 予想外のツッコミを入れてくる 君の感覚にはついて行けないよ！ 「その言葉に騙されるな！」 「その言葉に騙されるな！」 奴等はいつも 人のこころの隙間を狙って 甘い言葉を囁いてくる 「その言葉に騙されるな！」 奴等はた…

Photo by Miyuki 【返詩コラボ・第４回】 「深 海」 むさぼるような接吻を 何度も繰り返した そして僕らは互いの不安を掻き消すように 暗い海に深く 深く沈んで行った 託すものが未来ならば 見えないのも未来だと あの時既に僕らは気づいていた だから僕は …

Photo by 文六 【返詩コラボ・第３回】 俺の書いた詩に初めて返詩をくれたユーリさん。そこから生まれた返詩コラボ(*^ー^)人(^ー^*) 今回は、俺の方から返詩を書いてみました。最近ちょっと忙しいユーリさん。なかなかBlogに出て来れないみたいだけど、返詩…

Photo by Yuu 「深 海」 むさぼるような接吻を 何度も繰り返した そして僕らは互いの不安を掻き消すように 暗い海に深く 深く沈んで行った 託すものが未来ならば 見えないのも未来だと あの時既に僕らは気づいていた だから僕は あの時 見えない明日に恐れを…

Photo by Yuu 君の心を動かしたい・・・・・ 「一方通行」 俺たちはまるで 山手線の内回りと外回りだね いつも すれ違いざまに 愛を囁くけれど 交わることのない線路のように 俺たちの恋は いつも一方通行のままだね 「予 定」 予定通り行かないから 「予定…

Photo by 文六 「晴れオトコ」 流れる雲の隙間から 眩しい陽射しが差し込んだ 「二人で出掛ける時は必ず晴れになるね」って 笑う君に 「ハンドパワーさ」って 僕はおどけてみせるけれど 「二人の愛の力さ」なんて 恥ずかしくて云えないよ .

Photo by coco ホームページ「インディゴ・ブルーの逆襲」で Poems「はるか眸詩集・復刻版」に詩を５篇追加しました。 入り口はこちら→ http://www.geocities.jp/denimroad/hitomi.html 「君の涙に口づけをしたい」 君の涙に口づけをしたい 君が嬉しくて流す…

Photo by Yuu 「ピリオド」 ふたりが逢うことは もう不可能なのだと分かっています ふたりにはそれぞれに守るべきものがあって それぞれの時間が流れているのだから 無理やりこじ開ければ 壊れてしまう鍵のような そんな禁断の愛だから せめて一瞬の瞬きのよ…