「女として」
朝食の後片付けと洗濯物を済ませて
ふと息をつくと
どうしようもないくらいに
切なさが胸に込み上げて来た
なんだかんだいっても わたし
ひとりの女なの
何も云わずに黙って
あなたに抱き締めてもらいたい時だってあるの
日々の生活の中で満たされない思いや
何もかもがやりきれなくなる気持ち
そんな毎日が数え切れないくらいあるわ
ぽっかりと空いた心の隙間を
あなたに求めることは
許されないことだってことも
わかってはいるつもり
だけど独りきりの静けさがまた
わたしを追い詰めてしまうの
女にとって本当の幸せって
何なのですか?
教えてください
ねえ あなた
詩
Write:2006.12.03
写真
Photo:2014.06.09
撮影
Camera:OLYMPUS PEN E-P1
Lens:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
Mode:Toy Photo
Write&Photo by Katsuzi.Shinbo