「6月の雨」
どうせならもっと
諦めきれないくらいにもっと
わたしを濡らして
泣きじゃくる わたしを
まるで子供をなだめすかすようにして・・・
楽しい時間が永遠には続かないことなんて
初めから知っていたけれど
こころの片隅では永遠に続いてほしいって
ずっと願っていたわ
6月の雨はどこか冷たくて
つかみ所のない あなたみたい
どうせならもっと
届かないくらいにもっと
わたしを濡らして
これからもずっとこんな風に
見えない明日にしがみついて行くのね
詩
Write:2014.06.12
写真
Photo:2014.06.12
撮影
Camera:STYLUS TG-2 Tough
Mode:Super Macro
Write&Photo by Katsuzi.Shinbo