惜春の 湯網の後に 君を抱き
(せきしゅんの ゆあみのあとに きみをだき)
[解説]
春の花が散って、過行く春を惜しむ初夏の頃。外から戻って君と2人で風呂に浸かる。互いの身体を洗いながら、気持ちの高まりを抑えきれないように君のことを抱いた。
"ゆあみ"の「ゆ」とは、清らかなもの、けがれがないという意味があり、「あみ」は、浴びるという意味。
Write:2024.05.04
Photo:2022.04.29
撮影
Lens:
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45㎜ F1.8(35㎜換算90㎜)