2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
君に触れ 凍える指で 色残す (きみにふれ こごえるゆびで いろのこす) Write:2018.11.24 Photo:2018.11.23 撮影 Camera:iPhone7 Camera appli:Reflex (解説)冬の寒さに冷え切った指先で、君の素肌にそっと触れる。 君を愛するこの気持ちが、君の心に永遠…
運命を 素知らぬ振りの 冬紅葉 (うんめいを そしらぬふりの ふゆもみじ) Write:2018.11.20 Photo:2018.11.20 撮影 Camera:iPhone7 Camera appli:Reflex ※冬紅葉=散りおくれてわずかに残っている紅葉 季語:冬 (解説)別れてしまった二人を、運命が再び近づけ…
秋桜に 淡いチークの 君想う (こすもすに あわいちーくの きみおもう) Write:2018.11.17 Photo:2018.10.23 撮影 Camera:iPhone7 (解説):コスモスを見ると、いつも化粧をする時に、薄いピンクの頬紅をしていた君のことを思い出す。
凍てつくも なお湧き起る 烈しさよ (いてつくも なおわきおこる はげしさよ) Write:2018.11.17 Photo:2018.11.17 撮影 Camera:OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough (解説):立冬を過ぎてもなお、諦めずに新しい花を咲かそうとする紫陽花を見て、それに比べ人間は、い…
朝露の 残る蒼さの 幼気さ (あさつゆの のこるあおさの いたいけさ) Write:2018.11.13 Photo:2018.11.13 撮影 Camera:iPhone7 Camera appli:Reflex (解説)初冬に一輪だけ青く残る紫陽花が、朝露に濡れ、じっと悲しみに耐えている様が、今でもあなたのことを…
重ね合う 肌で感じる 夕時雨 (かさねあう はだでかんじる ゆうしぐれ) Write:2018.11.12 Photo:2018.11.12 撮影 Camera:iPhone7 Camera appli:StageCamHD ※時雨(しぐれ):晩秋から初冬にかけて、降ったり止んだりする雨。 夕方に訪ねて来たあなたの手は、…
『11月のひまわり』 あなたは他の誰とも違って うちのことをいつもドキドキさせた あなたと一緒にいるだけで うちはいつもワクワクしてた 11月のひまわりが静かに風に揺れている 常識なんて言葉を平気で笑い飛ばす 破天荒なあなたみたいに あの頃の2人に戻る…
『落 葉』 うちと手の届く距離まで近づいて あなたはどう思ったの? おはようございますと まるで知らない人のような挨拶を交わして 一度合わせた目を持て余すように そっと視線を外した 枯れ落ちた葉が心を打つように 何も言えずに佇むあなたを 憐れむだけ…
時雨時 浮かぶ言葉は 夢現 (しぐれとき うかぶことばは ゆめうつつ) Write:2018.11.02 Photo:2018.11.02 撮影 Camera:iPhone7 Camera appli:Reflex ※時雨時=晩秋から初冬にかけて、通り雨のように降る雨。 ※夢現=夢とも現実とも区別がつかない状態。 寒…
君想い 朝月残る 未練かな (きみおもい あさづきのこる みれんかな) Write:2018.11.01 Photo:2018.11.01 撮影 Camera:OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough ※朝月=夜が明けてもまだ空に残っている月(秋の季語) 朝の空を見上げると、青く澄みきった空には、まだ月が薄…
重ね着の 朝露光る 秋桜 (かさねぎの あさつゆひかる あきざくら) Write:2018.10.23 Photo:2018.10.23 撮影 Camera:iPhone7 Camera appli:Reflex ※俳句に入れる季語は原則一つとされていますが、一句に季語が二つ以上入った句を「季重ね」と言うそうです。…
紫の 諦めきれぬ そぞろ寒 (むらさきの あきらめきれぬ そぞろさむ) Write:2018.10.17 Photo:2018.10.17 撮影 Camera:iPhone7 ※秋が深まり寒さが身にしみる時期になって、周りの紫陽花は皆枯れ果てても、あなたを想うこの気持ちは、まだ尽きることは無いの…
鬼灯の 頬赤らめて 君と笑む(ほおずきの ほおあからめて きみとえむ) Write:2018.10.15 Photo:2018.10.15撮影Camera:iPhone7