Another Blue ~もう1つのブルー

俺たちが生きて行くために、今 愛が必要なんだ

外国人と日本人

写真用の名刺を持ってから、この数日で早速ポートレート(人物写真)を撮り始めるようになった。 

それまでは声を掛ける勇気もなかったこともあるけれど、「断られたらカッコ悪いなぁ」とか「変質者に思われたら嫌だなぁ」という気持ちがあって、躊躇していた部分もあるhttp://img.mixi.net/img/emoji/78.gif 
しかし、それが思い過ごしだったことが声を掛けてみた分かったhttp://img.mixi.net/img/emoji/74.gif 

まあ、考えてみたら今まで、営業の仕事をしてきて、断られてなんぼの世界で日々すごしてきたのだから、それに比べてみたら圧倒的に断られる確立は低い。 

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撮影:RICOH CX2 

写真家のハービー・山口さんの著書「日曜日の陽だまり」で、ハービーさんの写真を見た陶芸家が「ロンドンのはね、写っているひとたちそれぞれが、しっかりとした人生を持っているから見飽きないんだよ。だけどこの日本人の若者の写真、笑顔は素敵なんだけど、この若者たちがね、社会の中で浅く浮遊しているだけに見えてしまう。彼らの中にしっかりとした意志が希薄なんだろうか。だからたわいのないものに見えてしまう。それが正に今の日本なんだ」と述べている。 

また、妹尾豊孝さんの著書「子供の写真は、もう撮れない」では、近年、子どもたちが犠牲になる凶悪事件が相次ぎ、街で子どもの写真を撮ることも難しくなってきた。《いやな世の中である。こんなことが続く限り、子どもたちの写真は、もう撮れない》と述べている。 

若い人や子供たちが安心して暮らせる世の中を作るためには、私たち大人が頑張らなくちゃいけないと思うのだけれど、その土台が根底から揺らいでしまっているのが今の日本の現状だhttp://img.mixi.net/img/emoji/53.gif 

ハービーさんをはじめプロの写真家さんには敵わないけれど、ポートレートを撮ると決めた自分も、きっと同じようなジレンマを抱くことになるだろう。 

だけど日本人にだって素敵な人はたくさんいると思うし、自分なりに笑顔や自信に満ちた表情を引き出せるような写真が撮れたらいいな~と思う(*≧∀ノ[◎]ゝ