いまだに行くさきざきで相手の方に云われるのが、その言葉である。
かつての俺をよく知る人にとって“あ~っ、あの走ってる人”っていう印象が強いのだろう?
そう、云われるたびに少し複雑な気持ちになる。。。
確かに高校~20代後半までの自分は走ることが生活の中心だった。
ランナーとしての自分に誇りを感じていたし、命を懸けて戦ってきた。
だからといった決して全国区の選手でもなかったし、所詮、県内だけの話。
20代後半で、椎間板ヘルニアになって、県代表からも遠ざかり、
それでも意地になって30代半ばまでは走ることを続けたけれど、
過去の自分を乗り越えないジレンマに悩んだ時期も随分とあった。
走らなくなっても俺は俺なんだ!
ランナーとは違う自分を認めてほしい・・・。
代表選手として走っていた自分は、もう10数年も前の過去の自分。
過去の俺を打ち消すくらいに、新しく、強い印象の俺を見てもらいたい!
いまだに「もう走らないんですか?」といわれるのは、
今の自分が若かった頃の自分に勝っていないという証拠だと心にうけとめ、
新たな自分を形成するために頑張って行きたい!
俺の取り柄は走るだけじゃないぞ・・・・・・((((ヘ(;・_・)ノ