「紫陽花」
現実という引力に
君が引き戻されることを
僕は一番恐れていた
君が引き戻されることを
僕は一番恐れていた
君が5月の淡いまどろみの中で
夢心地のままでいてくれたなら・・・
夢心地のままでいてくれたなら・・・
季節の風が気づかせた微妙な変化は
移り気な花を七色に彩り
その心を惑わせる
移り気な花を七色に彩り
その心を惑わせる
もう少しそのままで
僕の腕の中に抱かれたままで
そっと眠っていておくれ
僕の腕の中に抱かれたままで
そっと眠っていておくれ
花びらを揺らす雨音に
気づくことのないまま
気づくことのないまま
詩
Write:2006.06.09
写真
Photo:2016.06.20
撮影
Camera:Panasonic LUMIX DMC-GM1S
Lens:M.ZUIKO DIGITAL 25㎜ F1.8
Write:2006.06.09
写真
Photo:2016.06.20
撮影
Camera:Panasonic LUMIX DMC-GM1S
Lens:M.ZUIKO DIGITAL 25㎜ F1.8
*紫陽花の代表的な花言葉は「移り気」
紫陽花は土壌の性質や、咲いてから散るまでの間に花の色を変えることから「七変化」「八仙花」などの別名もあるそうです。
紫陽花は土壌の性質や、咲いてから散るまでの間に花の色を変えることから「七変化」「八仙花」などの別名もあるそうです。
この詩は、もう10年位前に書いたものですが、紫陽花の季節が来るたびに、この詩に合わせて写真を撮りたくなります。
好きな人の気持ちがずっと変わらず、自分だけに向いていてくれたらいいのにね(^∀^;)