「勲 章」
目指していたものはいつも
栄光のゴールだった
突き進む視線の先だけを
一心に見据えて
研ぎ澄ました耳に聞こえてきたのは
ライバルの足音だけではなく
僕の背中を押してくれた
たくさんの声援!
あの頃のようにはもう
速く走れないけれど
気負わず
焦らず
一歩ずつ前を向いて
歩いて行こう
目指すゴールは違っていても
僕は僕に違いないのだから
あの頃の仲間の笑顔や
歓声を胸に
詩・2011年11月13日
写真・2011年10月2日(OLYMPUS E-510)