Photo by Spina Blu
「Happy Birthday to You・・・」
もうすぐ君の誕生日だね
君に連絡をしなくなって
もう随分と時間が経ったけれど
こんな時くらいは君に
「おめでとう」の電話をしてみようかって
正直迷っているよ
だけど君の声を聞いたら また
君に無性に逢いたくなって
いてもたってもいられなくなりそうだから
その想いをじっと堪えて
仕事に夢中になったフリをしてる
日に日に暖かくなって行く陽射しが
この気持ちを君へと誘うけれど
今は静かに君の幸せを祈ろう
Happy Birthday to You・・・
Words by denimroad
「ゼロ」
日々薄れて行くあなたへの気持ち。
でも勘違いしないで。
簡単にここまで来たわけじゃない。
寂しさを抱きしめて
会いたい気持ちを飲み込んで
やっとやっと胸の痛みが小さくなったの。
ちょっと覗くだけなら・・・
ちょっと見せるだけなら・・・
何もしないで。電話もメールも。
閉じ込めた思いが溢れて
又、全部欲しがるから・・・
朝、寝起きのあなたも
夜の疲れて帰るあなたも
あなたの寝顔も
お休みの日のラフなあなたも
全部全部欲しくなるから。
ちょっと覗けばそれで満足。
そんな風に思えるほど、私あなたを忘れてない。
あなたが欲しい。
全部欲しい。
そんな気持ちに焦げ付きながら
もう一度あなたを忘れるなんてできない。
日々薄れていく気持ちはあなたを忘れたからじゃない。
あなたがいない苦しみに慣れて麻痺して過ごしてるだけ。
だから
全部くれないならゼロでいい。
全部くれないならゼロがいい。
Words by azu
「たぶん・・・」
たぶん初めから お互いに
結ばれない恋だと
結ばれちゃいけない恋だと
知っていたはずなのに
でも君以上に愛せる人は
この世には存在しなくて
未だに心の隅っこで燻っている
君のことを困らせようなんて
これっぽっちだって考えてはいなくて
ただ溢れ出しそうな この想いに
心のコントロールが保てずにいるだけ
いっそ叶わない恋なら
初めから君に出逢わなければよかった
まだ この心が君を欲しがるから
まだ この心が君を忘れてはくれないから・・・
Words by denimroad
＊久しぶりの［あずさん］とのコラボはせつない恋の３連詩になりました。
お互いの心に相手の存在を残したまま日々を過ごす。
ふと君を思い出す時、その存在の大きさに心が押し潰されそうになる・・・。
