【返詩コラボ・第５３回】
「雪が積もった月曜の朝に」
結局また逢えなかったね
電話の向こうで忙しい理由を
あれこれと並べたてる君を
これ以上引き寄せる術(すべ)はなかった
僕らが初めて出逢った日から
かなり長い時間が経つけれど
気まぐれな君の性格は
昔と少しも変っちゃいない
「また今度ね！」の言葉が
随分と遠い日のように感ずるくらい
また季節を一回り通り過ぎた・・・
Words by denimroad
『雪の白さがまぶし過ぎて』
会いたいなんて言わないで
あんなに嬉しかったハズの
あなたからの電話
今はあなたの会いたいが
とても辛くて
あなたの顔をみるのが
待ち遠しくてたまらなかった
そんな気持ちはどこへいって
しまったんだろう
不思議なくらい
冷静な私の気持ちは
あなたに伝わっているのかな
分からないのよ 私にも
どうして
こんな気持ちになったのか
あなたに会ったら
元に戻れるの？
雪の白さがまぶし過ぎて…
Words by こぐま
「君はそれくらいの覚悟をして」
一日がかりで逢いにくるほどの距離ではないけれど
君はそれくらいの覚悟をして
僕に逢いにくる
僕たちの関係はそれほど
特別で秘めたものだから…
きっと何日も前からソワソワしながら
僕に逢う日の算段を君なりに整理しているのだ
君はそれくらいの覚悟して
僕に逢いにくる
すべての言い訳を自分に言い聞かせ
罪という字を物干し竿に干し終えて
Words by denimroad
＊ひさびさの[こぐまちゃん]との返詩コラボです。
男女の秘めた恋の心情が伝わるでしょうか？
