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【返詩コラボ・第55回】
『ぬくもり』
「具合が悪そうなときの方が
君はいい女に見えるね」
そんな冗談交じりの言葉に
君の瞳が崩れかけたタイミングを
僕は見逃さなかった
何度も離れては引き寄せあう
ココロとココロ
人は誰ひとり理屈で
恋なんかしていない
抱きしめた君のぬくもりが
そう教えてくれた
Words by denimroad. 『ぬくもり』
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『 わたしだけを 』
「あなたとずっと一緒にいたい」
まっすぐ見つめた私の瞳は
あなたの困った顔を見逃してはいない
「僕もそう思ってるよ」
「そうじゃないの。ずっと一緒にいたいの」
あなたの無言の返事は
宙をまう
分かっていたの
こうなることは
いつも泣いては困らせた
答えをあやふやにして
ごまかしてきた
そんな日々がよみがえる
あなたにも分かっていたでしょう
涙交じりの
「ありがとう」
それが私のさようなら
いつからだろう
わたしだけを愛して欲しいと願ったのは
どうしてだろう
あなたが欲しいと心から思ってしまったのは
望んではいけなかったのかもしれない
声に出してはいけなかったのかもしれない
一度だけでいいから言いたかったの
「あなたを愛してる」
Words by こぐま 『わたしだけを』
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『君が泣き虫になった理由』
初めて逢った頃の君は
ハチャメチャに元気で
突拍子もなくて
いつも僕をハラハラさせる
そんな女の子だったね
あれからもう4年が過ぎ
君はすっかり泣き虫になってしまった
そうさせてしまったのは
紛れもなく僕自身なのだと
わかってはいたけれど
「もっと早く君に出逢っていたなら」なんて
そんなありふれたセリフは云わない
君を傷つけるかもしれないことを
初めからわかっていたのに
この恋に踏み出した僕がいけないんだ
だけどこの想いは決して変わらない
ずっと変わらない
それでも君が出て行くというのなら・・・
Words by denimroad. 『君が泣き虫になった理由』
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そろそろ、この恋の結論を出しましょうか?
年末にこぐまちゃんから云われ、
彼女が別れを切り出す前に先制パンチを繰り出したつもりだったけれど
どうやら彼女の決心は固いようです。
さて、この恋の結末は・・・
注*この詩はフィクションであり、詩の中だけのラブ・ストーリーです。
あくまで誤解がありませんように(^∀^;)