Photo by Spina Blu
「素直になれなくて」
君からのメールにさえ
返事を返す気になれなかった
短いその一言が
君のさりげない優しさだということは
知っていたけれど
今の僕を癒すには
気休めにさえならなかった
いつの間にか擦れ違ってしまった心は
もう簡単に修復など出来なくて
まだ肌に冷たい風が
そっと頬をかすめて行くだけ・・・
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