Another Blue ~もう1つのブルー

俺たちが生きて行くために、今 愛が必要なんだ

Pick up~その2

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               「君だけの勝利者(ヒーロー)」



            自分のために走り続けることが
            僕のただ一つの夢だったけれど
            いつからか君の喜ぶ顔が見たくて
            スタートラインに立つようになっていた

            動かない脚が悔しくて
            ふたりで泣いた日もあったね

            大事なレースに敗れて
            君に当り散らした日もあったね

            だけど今は ただひと言
            こころから「ありがとう」って云いたいんだ

            走り終えたゴールに
            いつも君が待っていてくれるなら
            僕は君だけの勝利者になるよ


                             1986.11.24


*高校入学と同時に始めた陸上競技。俺の人生の中で、長い間、生活の一部だった走ること。詩を書くことと同様に自己表現のひとつとして、自分の中で大きなウエイトを占めてきた。マラソンはよく人生に例えられるけれど、俺にとって走ることは人生そのものといっても過言ではなかった。
 Runningのコーナーに一部、詩も書いていますので覗いてみて下さい。

     入り口はこちら→ http://www.geocities.jp/denimroad/running.html