あなたはいつも情に触れ
イヤらしく言葉遊びをしながら
うちのことを弄ぶ
女の感じる部分を知っていて
それを耳元でそっと囁きながら
うちの中に少しずつ入ってくる
6月の空がいっそう湿り気を増す頃に
うちはますますあなたのことが好きになって
気がつくとあなたの背中にギュッとしがみついていた
言葉がじわじわと心に沁み込んできて
囚われの身になるのだと気づいたときには
もう手遅れだった・・・
あなたはいつも情に触れ
イヤらしく言葉遊びをしながら
うちのことを弄ぶ
6月の雨がいっそう激しさを増す頃に
うちの中で繰り返し透明に弾ける