Another Blue ~もう1つのブルー

俺たちが生きて行くために、今 愛が必要なんだ

モノクロームの世界に引き込まれる

イカ好きの皆さんにとって、話題沸騰中の「ライカMモノクローム」 
http://img.mixi.net/img/emoji/208.gif 

コダックがアマチュア向けカラーフィルムの製造を始めたのが1942(昭和17)年、日本では1941(昭和16)年に小西六(現・コニカミノルタ)が発売した「さくら天然色フヰルム」が最初と言われていますが、1965(昭和40)年に富士フィルムがカラーフィルムを現像する「フジカラー現像所」の操業を始め、白写真がカラー写真に主役の座を明け渡すようになるのが、ちょうど1970(昭和45)年と言われているので、まさに自分が5歳の頃というわけですhttp://img.mixi.net/img/emoji/205.gif 

イメージ 1

先日、入手したOLYMPUSレンジファインダー式カメラ「35SP」で撮影した写真が昨日上がってきた。この「35SP」、どことなくルックスがM型ライカに似ていて、マニア心がくすぐられるhttp://img.mixi.net/img/emoji/61.gif 

言わずもがなフィルムがデジタルに主役の座を譲って、随分と時間が経つわけだけれど、とりわけモノクロフィルムで撮影した写真の現像は、普段利用している「カメラのキタムラ」でも外注となり、1週間~10日を要する。(ちなみにカラーなら30分~1時間)小さなカメラ店になると、既にモノクロフィルムの販売さえも行っていない店も少なくないhttp://img.mixi.net/img/emoji/78.gif 

もしかしたらライカが、この時代にわざわざモノクロ専用のデジタルカメラを作る意図は、近い将来、消え行く運命にあるモノクロフィルムに対する警鐘なのだろうかhttp://img.mixi.net/img/emoji/75.gif 

イメージ 2

自分が再びフィルムでの撮影を始めてから、ちょうど2年。さらにモノクロフィルムで撮影をして僅か10ヶ月足らず。 

遅れてきた(なんちゃって)フォトグラファーよろしく、自分の中で今、モノクロの灯は静かに燃え盛っているhttp://img.mixi.net/img/emoji/110.gif