Another Blue ~もう1つのブルー

俺たちが生きて行くために、今 愛が必要なんだ

相田、藍だ、愛なんだ!

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好きな芸能人は相田翔子ちゃんだ。
インディゴを日本語でいうと藍だ。
そして俺たちに一番必要なのは愛だヾ(@^▽^@)ノ

相田、藍だ、愛なんだ!

実は青森市では平成16年から天然藍を復活させようというプロジェクトが立ち上がり、青森市浪岡の道の駅「アップルヒル」にある「あおもり藍工房」では、青森の藍を使ったオリジナル商品の販売や体験講座が行われています。

弘前での取材帰りに、この「あおもり藍工房」立ち寄り、代表の船澤さんにお話を聞いてきました。

現在ではインディゴ、藍といえばジーンズというイメージが強いですが、かつて日本でも庶民の衣料の約8割が、天然の藍染めによる衣料だったそうです。

一般的に古くからインディゴ・ブルーといわれるものは大青(タイセイ)とインド藍があり、古くから染料として使われて来ました。

特にインド藍はその他の藍に比べて、約30倍の染色能力があり、かなり高価で貴重な存在で、染料というより薬品としての用途で使われることが多かったそうです。

一方日本の藍は、ホソバタイセイ、エゾタイセイなどと呼ばれ、江戸時代を中心に着物などの染料として使われていました。

青森県でも弘前市に「紺屋町(こんやまち)」という地名があって、かつては染物の町として栄えていたとのこと。

現在はリンゴの栽培が主流である津軽地域も、かつては天然藍の原料となるタイセイの栽培が盛んに行われていたそうです。

1878年にドイツで合成インディゴが発明され、以後、高級品には天然インディゴ、大量生産の衣料には合成インディゴが使われたという話です。

こうして合成インディゴが衣料の染料の主流になってからは、高価で手間のかかる天然インディゴは需要が減って行き、日本各地でもタイセイの栽培はほとんど行われなくなりました。

ジーンズの染料にも天然インディゴが使われていたと長年信じられてきましたが、実は合成インディゴがほとんどなのです。(一部天然インディゴがあったかもしれませんが!?)

今後「アイコニ」で作る予定のジーンズのテーマは【無農薬野菜にこだわるように、本物のDenimにこだわりたい!】
http://iconi.jp/country_new.html

近年失われつつあるピュアなインディゴ・ブルーを日本の天然藍「ジャパン・ブルー」によって復活させるのもいいかもしれないヾ(@^▽^@)ノ

*写真は藍染めに使われているインディゴの原液が入ったカメ。インディゴの原液はブルー(藍色)ではなく、泥のような色をしているのだ。