Photo by Coco
『珈 琲』
手作り珈琲を入れた水筒を抱えて
君は僕に逢いに来る
「ねえ美味しいでしょう?」
強引に僕に同意を求めるように
君は僕にそう問いかけてくる
君はいつも君自身の同意を
僕に求めてくる
僕はそれを決して否定しないし
それにうなずくことが
僕自身の幸せだと感じていたから
ねえ だからいつだって
僕に話しかけてきて
そして いつだって
僕に君の同意をさせて
僕はどんな時だって君の
一番の理解者でいたいんだ!
.