「帰ったら朝までに卒論を仕上げなきゃいけないの」
そう云って君は少し千鳥足で
僕に肩を寄せて来た
飲み屋街から君のアパートまでの
5キロあまりの距離を
何度も何度もキスをしながら歩いた
あの頃のことを今でも
君は憶えているだろうか
あれはちょうど今年と同じように
雪の少ない年の冬だったね
卒業を間近に控えた君は
自分よりとても大人に見えて眩しかった
父親になった今でも
僕はあの日の夜のことを
ずっと忘れたことはなかったよ
今まで生きて来た中で
一番ロマンティックに輝いていた
あの夜のことを・・・
詩
Write:2007.05.31
写真
Photo:2014.03.16
撮影
Camera:OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
Write&Photo by Katsuzi.Shinbo ― 場所: 青森市青柳
そう云って君は少し千鳥足で
僕に肩を寄せて来た
飲み屋街から君のアパートまでの
5キロあまりの距離を
何度も何度もキスをしながら歩いた
あの頃のことを今でも
君は憶えているだろうか
あれはちょうど今年と同じように
雪の少ない年の冬だったね
卒業を間近に控えた君は
自分よりとても大人に見えて眩しかった
父親になった今でも
僕はあの日の夜のことを
ずっと忘れたことはなかったよ
今まで生きて来た中で
一番ロマンティックに輝いていた
あの夜のことを・・・
詩
Write:2007.05.31
写真
Photo:2014.03.16
撮影
Camera:OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
Write&Photo by Katsuzi.Shinbo ― 場所: 青森市青柳