Another Blue ~もう1つのブルー

俺たちが生きて行くために、今 愛が必要なんだ

PEN-Fで太宰生誕の地を詩的に撮る

3連休の最終日(25日)、青森が誇る作家・太宰治生誕の地、五所川原市・金木町を訪れました。 

おととし、生誕100年を記念し、相次いで映画が上映されるなど、話題になったことを皆さんもご存知かと思います。 

金木町は2005年3月に五所川原市と合併し、五所川原市の一部となりましたが、情緒溢れる文学的な町並を今に残しています。 

太宰治のほかにも、歌手の吉幾三さんの出身地といても知られ、津軽五所川原駅 - 津軽中里駅を繋ぐ津軽鉄道線は、千昌夫さんに贈った楽曲「津軽平野」の中でも、冬の風物詩である[ストーブ列車]が歌われています。 

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今回撮影に持っていったカメラは、先日3,000円という破格値で入手したオリンパス「PEN-F」 
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/history/camera/popup/pen_f.cfm?message=1 

以前から持っている「PEN-FT」の姉妹モデルで、Fシリーズの最初のモデル。 
「PEN-FT」は「PEN-F」に露出計をつけた改良モデルとうたわれていますので、露出計のない「F」はある意味、不完全なバージョンといえるかもしれません。 

露出計がないため、iPhoneのアプリにある露出計を頼りに、1枚1枚撮影するごとに露出を計るという手間は発生しましたが、不思議なくらい撮ることが楽しくて、あっという間にフィルム1本(24×2=48枚)を撮り終えました。 

正直なところ今回の出来は、今までハーフサイズ・カメラで撮った写真の中で、一番上手に撮れた感じがします。 

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□喫茶店「駅舎」にて

「PEN-F」が素晴らしいカメラであることはもちろんですが、ハーフサイズのカメラで写真を撮るようになって1年3ヶ月、自分も少しは上手に撮れるようになったでしょうか?(*≧∀ノ[◎]ゝ 

そして情緒溢れる町並みや、故郷を愛する温かい人たちの気持ちが、カメラを持つ俺の気持ちと通じ合ったのかなぁ・・・な~んて思ったりした充実の一日でした。 



撮影:OLYMPUS PEN-F  
レンズ:F.Zuiko AUTO-S 38mm F1.8およびE..Zuiko AUTO-T 100mm F3.5