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【返詩コラボ・第56回】
『君が泣き虫になった理由』
初めて逢った頃の君は
ハチャメチャに元気で
突拍子もなくて
いつも僕をハラハラさせる
そんな女の子だったね
あれからもう4年が過ぎ
君はすっかり泣き虫になってしまった
そうさせてしまったのは
紛れもなく僕自身なのだと
わかってはいたけれど
「もっと早く君に出逢っていたなら」なんて
そんなありふれたセリフは云わない
君を傷つけるかもしれないことを
初めからわかっていたのに
この恋に踏み出した僕がいけないんだ
だけどこの想いは決して変わらない
ずっと変わらない
それでも君が出て行くというのなら・・・
Words by denimroad. 『君が泣き虫になった理由』
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『真実』
あなたは真実しか言わない
「愛している」とあなたは言った
私はそれを心から信じた
「離婚はしない」とあなたは言った
私はそれを信じなかった
いつの間にか
奇跡を祈っていたから
・・・4年という長い時間のなか
私は気がついた
あなたは私だけを選ぶことは決してないのだと
私もまた真実しか言わない
「愛している」私は言った
あなたはそれを心から信じた?
「もう一緒にはいられない」私は言った
あなたはそれを信じなかった?
あなたへの想いは変わることはない
都合が悪い真実から目をそむけてた
それだけのこと
Words by こぐま 『真実』
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『許してほしい』
いつか こんな関係は辛くなること
途中で気づいていたよね?
それでも「愛してる」って云ってくれる君に
僕は甘えていたんだと思う
「いつか あなたの子供が欲しいな」って
ふいに君がつぶやいた言葉に
聞こえないふりをして
ずっと君の本音を置き去りにして来た
積もり積もった涙を
拭い切れなくなって
心が悲鳴を上げてしまったんだね
こんなになってしまってもまだ
自分から別れを切り出せない僕の弱さを
許してほしい・・・
Words by denimroad. 『許してほしい』
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前回の続きの詩をこぐまちゃんからもらいましたので、早速返詩を書いてみました。
恋の結末は時として男のほうが未練タラタラだったりするものです(たぶん)
そして、最終的に女性から「さよなら」を切り出させてしまったり・・・
このストーリーは果たして、どんな結末を迎えるのでしょうか?
注*この詩はフィクションであり、詩の中だけのラブ・ストーリーです。