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「凛とした冷え切った空気のように」
もしも私の方が先に折れて
あなたに「淋しい」と伝えてしまったら
自分の気持ちをさらけ出してしまうようで
悔しいから
あなたの方から先に「どうしてる?」って云ってくるのを
じっと待ち続けているの
まるで木々の葉が抜け落ちて
里に雪が降り積もる前の
凛とした冷え切った空気のように
どこか虚しくて
肌寒くて
人恋しさが募る
そんな季節に
あなたの声が聞きたくて
早く聞きたくて・・・
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