8月の「大阪世界陸上」の選考をかけた、本日の「別府大分毎日マラソン」
佐藤敦之(中国電力)と藤田敦史(富士通)の“Wアツシ対決”が注目されました。
佐藤選手は正月の「ニューイヤー駅伝」で脅威の走りでチームを逆転優勝に導き、現在絶好調。
一方の藤田選手は、マラソン元・日本記録保持者でありながら、
年末の「福岡国際」でまさかの失速で、今回のマラソンにリベンジがかかっていました。
下馬評どおり35キロ過ぎまで、この2人を含む3人での優勝争いが演じられ、
残り4キロほどで、藤田選手がスパート。
そのまま、ジワジワと差を広げて優勝のテープを切りました。
優勝インタビューで、スパートのタイミングについて聞かれ
「野生のカンですかね~!?」と答えた藤田選手。
勝負どころで勝てる選手には、生まれ持った野生のカンというのが備わっているんでしょうね!?
実際、勝つ時ってカンが冴えているんだよね!
俺も地元のレースで何度か優勝しているけれど、スパートのタイミングって
本当に神がかり的なインスピレーションがあったりする!
大事なところで勝てる選手と勝てない選手の差はそんなところにあるのかもしれません!?