Photo by 結
「少年の日」
どこまで行けば
あの夕陽まで届くのだろう
僕らはポンコツの自転車を漕いで
ひたすらに海岸線を走った
届きそうで届かない夢や欲望
人生なんて たぶん
そんなもの
届きそうで届かない沈みかけの夕陽を
当てもなく追い続けた
少年の日
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