Photo by Alice
「顔」
刻まれて行くシワは
様々な傷や痛みを背負い
人生という色合いを表して行く
それは生きてきた証
それは生きてきた記憶
時間(とき)と共に
味わいと深みを増し
いつしか自分史を語りだす
歳を重ねる毎に男は
その顔に責任を持つという
そんな言葉がふと頭をよぎる
こんな俺の生き方は今
どんな風に映っているのだろう
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