Photo by coco
「溢れる涙がおさまるまで」
逢うなり君は僕の肩に顔をうずめて
子供のように泣きじゃくった
初めてだね こんなことは
よっぽど辛かったんだね
僕は君にかける言葉が見つからずに
ただ泣きじゃくる君の髪を
やさしく撫でることしかできなかったよ
いいんだよ ずっとこのままで
溢れるその涙がおさまるまで
僕は何時間でもこうして君のことを
そっと抱きしめたままでいてあげるよ
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