Photo by Pink Elephant
「逆 光」
君の輪郭だけが残る
街角の中で
僕はいつまでも君を探している
もしも偶然に君に逢えたとしても
きっと言葉なんかなくて
気まずさだけが
ふたりを凍りつかせるって
知っているくせに
オレンジ色の太陽が
西に傾きかける頃
君があの場所にいる
ただそんな気がして
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