Another Blue ~もう1つのブルー

俺たちが生きて行くために、今 愛が必要なんだ

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしのことを引き止めたりしないで

「やさしい人」 ダメよ! また そんな言葉で わたしを誘っても その手にはもう二度と乗らないから その場しのぎの甘いセリフで 何度騙されたか知れやしない だから今夜はもう やさしい言葉で わたしのことを引き止めたりしないで 詩 Write:2006.10.03 写真 P…

僕らは物陰に隠れて何度もキスを交わした

「桜の散る頃に僕は・・・」 僕らは物陰に隠れて 何度もキスを交わした 知らない町で 人目を忍ぶように手を繋ぎ 互いの胸の痛みを確かめ合った この先どんな結末が訪れるのかを 知りたくはない そんな恋だった 一秒一秒がふたりにとって どれだけ大切なのか…

人々よ心を研ぎ澄ませ!

「警鐘」 人々よ心を研ぎ澄ませ さすれば この世の思惑や摂理が見えてくる そして決してそれを見逃してはならない 現実に目を背けず なし崩しにしてはならない 高らかに響く警鐘を鳴らし 全ての神に向かって叫ぶのだ 人々よ心を研ぎ澄ませ さすれば この世の…

女の下心というのは あまり聞いたことがない!?

「女の下心」 男の下心という言葉は よく耳にするけど 女の下心というのは あまり聞いたことがない 男には上心と下心があって いつも別々に反応するらしい 上心には理性があって 下心には理性がない 上心は建前で 下心は本音 けれど女にも下心は 絶対にある…

君を失ってから僕は・・・

「永遠の迷子」 君を失ってから僕は ずっと途方に暮れていたんだ やっと掴み掛けた自信も わずかな時間で脆く崩れ去った これから僕はいったい 何を頼りに歩いて行けばいい 僕の辿り着く安住の地は いったい何処にあるの やさしさを求めるたびに僕は 益々や…

僕はもう君を 離したくはないんだ

『距 離』 「ねぇ顔を上げて ちゃんと僕に見せて!」 君はくしゃくしゃになった髪で 照れくさそうに僕を見つめる その仕草がたまらなく愛しくて 僕はまた君にキスをした 急激に縮まって行く ふたりの距離 迫り来る夕闇が 帰り時間を急かすけれど 僕はもう君…

僕たちが初めて出逢った4年半前の冬のこと

「僕たちの気持ち」 僕たちが初めて出逢った 4年半前の冬のことを 僕はふと思い出していた ふたりが初めて結ばれた日 僕はどんな気持ちで 君を抱いたのかということを 僕たちはまるで10代の少年と少女のように ぎこちないキスを交わし 腫れ物に触るように 一…

君の中から生まれて来たかった

「誕生」 君の中から生まれて来たかった もう一度無垢な赤ん坊になって やさしい君の子宮から そして僕は誰よりもやさしい子供になって 母なる君を守るんだ! 君の手を引っ張って あの日君と出掛けた あの真っ青な海や空の下を 小さな手で連れ回す やさしい …

君の心は変えようがないのだね

『終わりにしましょう』 「もうこれで終わりにしましょう」 そう僕に告げて 君は電話を切った 一年前に別れを切り出した君に 僕は何度も心を繋ごうと縋った けれどどんなに繋ぎ止めようとしても 君の心は変えようがないのだね ふたりで過ごした3年という月…

女の気持ちは止まらなくなるの

「本気にさせないで」 ねぇそんなに嫌らしい目で わたしのことを見ないで あなたの熱い視線に わたしの胸が高まるのがわかるわ いけない恋と知れば知るほど 女の気持ちは止まらなくなるの ねぇそんなにやさしい手で わたしに触れないで あなたに触れられるた…

「愛している」を 「愛していた」に

『終 焉』 「愛している」を 「愛していた」に 変えなければいけない日の 覚悟・・・ 心の中でそっと告げた 「さよなら」 . 詩 Write:2007.03.28 写真 Photo:2014.04.29 撮影 Camera:OLYMPUS PEN E-P3 Lens:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 Write&Photo by Katsuz…

君は日々の忙しい生活に戻って・・・

『もっと野菜を食べなきゃダメよ』 「もっと野菜を食べなきゃダメよ」 好き嫌いの多い僕をまるで子供を叱るように 優しくたしなめる君がたまらなく愛しかった 君は日々の忙しい生活に戻って もう僕のことなんて心の隅っこの方に 押し込んでしまっているのだ…

俺たちの中を流れるモノトーンな毎日

「今日もなんだか退屈だぜ」 ストリートで弾ける カジュアルな恋 雑誌に連ねられた ベーシックな夢 俺たちの中を流れる モノトーンな毎日 今日もなんだか退屈だぜ スリルにもて遊ぶ言葉 サングラスの奥に隠された真実 俺たちの中を流れる デジタルな毎日 眠…

わたしが詩を書き出したのは・・・

「売れない詩人」 わたしが詩を書き出したのは いつの日でしたか・・・・・ あなたのことを愛し始めて 伝えることの出来ない切なさを 詩に託しはじめてから あなたへの想いはいつしか あこがれから哀しい恋へと変わって行きます その日からわたしは 大空や大…

今がどんなに苦しくとも

「息子へ」 今がどんなに苦しくとも 必ず乗り越えて行ける どんなに脚が痛もうとも どんなに心が荒もうとも 癒えない傷はないのだから 自分を信じて 支えてくれる友を信じて 試練の時を耐え忍べば 必ずその先に光は見えてくるはずだから 俺も負けない 愛する…

好きになっていいですか?

『神様さえ知らない恋』 夕方からぶり返した雨まじりの雪 その中を駆け出して行く あなたの背中 「会いたい」と告げた言葉に もしもあなたが応えてくれなかったら 平凡な毎日が変わることもなかった 好きになっていいですか? 好きになってくれますか? たと…

わたしのことを美化しないで

「きっとこれからもずっと」 わたしのことを美化しないで わたしはそんな女じゃないから 最後に君はそう僕に告げて 電話を切った 僕にとって君は永遠に やさしい天使のままなんだ 4年前の雪の日に 初めて出逢った あの日から 別れてからもう 一年もの時間が…

僕はまるで子猫のように・・・

「僕はまるで子猫のように」 僕はまるで子猫のように身を丸め 物陰に隠れてジッと身を震わせていたんだ 子供たちの歓声や足音からも そんな僕を哀れに思って 君は僕を拾い上げてくれたよね そして僕の知らない色んな所へ 僕をそっと連れ出してくれた ファイ…

死にたいほどボロボロに打ちのめされた・・・

「秋桜の横で揺れる木漏れ日」 裏切られ 傷ついて 死にたいほど ボロボロに打ちのめされた 遠くまで続く線路に ゆらゆらと揺れる陽炎が クラクラするほど眩しかった あの夏の日 誰よりも傷つくことを 恐れていた少年 誰よりも現実に背を向けて 過ごしてきた…

君の吐息がこの肌にかかる距離で・・・

「桜並木の下で」 桜並木の下を君と肩を並べて歩いたあの春の宴(うたげ)はまどろみの中の淡い幻だったのか はらはらと舞い落ちる花びらが ふたりを薄紅の夕闇へと誘(いざな)い 桜色に頬を染めた君を この腕に引き寄せて 気の遠くなるほどの熱いくちづけを交…

僕は僕が感じるままに・・・

「Select freedom~自由という名の選択」 もっと冷静になれと君は云う 一時の感情に流されるなと けれど僕は僕が感じるままに この心を震わせていたいんだ この世界に正しいという選択肢があるなら それは自分という人間を 信じられる自分であること 信念と…

あなたと二人で 寄り添い歩けることを 心から願った あの日・・・

「淡い夢」 それはまるで 淡い夢だったのでしょうか 来年も 再来年も またその次の年も 見事なまでに咲き誇る この桜の木の下を こうしてあなたと二人で 寄り添い歩けることを 心から願った あの日・・・ 桜並木の隙間から くっきりと見える 一点の曇りもな…

あなたのぬくもりを感じていられたら

「あなた好みの女になりたくて」 あなた好みの女になりたくて 苦手なワンピースも着たわ あなたが好きだと云っていた生姜焼きも 早起きをして作った あなたが行きたいと云った 桜並木の下も 太宰の古民家も どこだって一緒に行った うち あなたと一緒なら ど…

俺は愛する君のために

「奇跡という才能」 俺には奇跡という才能がある 誰にも成し得ることのできない 奇跡という才能が そして俺は愛する君のために 新たな奇跡を起こすんだ! 詩 Write:2014.04.27 写真 Photo:2011.07.02 撮影 Camera:iPhone4 Camera appli:Format126 Write&Phot…