「プロポーズの言葉」 「私にプロポーズ云ってくれなかったよね」って 君はいうけれど 決してそんなつもりじゃないんだよ あまりにも愛の言葉を連発したせいで どれがプロポーズの言葉なのか 云った本人でさえ分からなくなっちゃっただけ だから改めて云わせ…

【初のコラボ作品】 「この星の中から」 この星の数ほど 人の運命があって 二人が結ばれないのが 運命だとしても 僕は一生をかけて この星の中から 君を見つけ出す あの日僕らは 星のよく見える丘に登って 流れ星を探す時間さえも惜しんで 何度も抱き合って …

「冬枯れの路上にて」 そこら中に落ちている ありふれた言葉を拾って それをJeansのPocketに 押し込んで歩いて行く 他人の助言は いくつかの血や肉となり やがて一つの生命を司る 僕は一人では歩けない赤ん坊のように 路上を這いずりながら 次の言葉を捜し求…

「こころの温度」 あなたが帰ってきたら なんだか部屋の中が 温かくなった気がするねって 君が云うから それはたぶん君の心が 温かくなったせいだよって すかさず僕は切り返した 「ふきのとう」より 詩の入り口はこちら→ http://www.geocities.jp/denimroad/…