『真 実』
あの頃僕は
君がキッチンで呟く独り言に
いちいち反応していた
君がキッチンで呟く独り言に
いちいち反応していた
これが愛なのか
戯言(たわごと)なのかも
まだハッキリと分からないうちに
戯言(たわごと)なのかも
まだハッキリと分からないうちに
けれど君を抱きしめるたびに
これは愛なのだと信じたかった
これは愛なのだと信じたかった
お互いに自問自答を繰り返すよりも
ただ溺れるように深く
愛を確かめ合いたかった
ただ溺れるように深く
愛を確かめ合いたかった
たとえそれが甘い
微睡(まどろみ)の中にあったとしても・・・
微睡(まどろみ)の中にあったとしても・・・