キリストの時代
その星は真っ直ぐに北の空に
輝いていたという
人々の罪を背負い
十字架にその身を委ねたときから
傾くようになったのだという
この愛を貫くために
君が心の奥に罪を背負うというのなら
僕は君と共にその罰を受けよう
降りしきる雪の中で
星は何も見えないけれど
かじかんだ手を
そっと暖め合おう
星の数ほどの巡り合わせの中で
二人が出逢ったのなら
詩
Write:2010.01.10
写真
Photo:2014.02.15
Camera:OLYMPUS TG-2
Write&Photo by.Katsuzi.Shinbo
*はくちょう座は十字架型をしているため別名ノーザンクロス(北十字星)とも呼ばれる。
キリスト教ではこの星座をキリストの磔の十字架と重ねて考えることがあり、真っ直ぐに輝いていた星がキリストの死後傾いたとされる。
はくちょう座は天の川に翼を広げ、北から南に向けて飛ぶ形をしている。
夏の代表的な星座である。
参照:『ウィキペディア(Wikipedia)』