Photo by ユタスイ
「追憶と永遠の間で揺れる想い」
ベランダに出しっぱなしの風鈴が
穏やかな春風に揺れていた
君にメールをしなくなって
もう ひと月が過ぎようとしていたけれど
こころのどこかでは
淋しさに耐えかねた君が
連絡をくれることを期待している
たとえ あきらめの風が
この頬をよぎったとしても
追憶と永遠の間で揺れる想い
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