Photo by ユタスイ
「月と太陽が対になる時」
明け方の静寂の時間は
この心の五感を
否応無しに研ぎ澄ませる
月と太陽が入れ替わるように
想いは引き離され
冷えた空気を引き裂くように
切なさが広がって行く
淋しさを紛らわすためだけに求めるのではなく
互いの愛を深く感じ合うために
君とこうして愛し合っていたい
月と太陽が対になる その時
同じ記憶を抱いて眠ろう
君の鼓動をゆっくりと感じながら・・・
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