Photo by ユタスイ
「天気予報」
君の住む街の明日の天気予報は
どんな天気だろうって
考えていた毎日がウソのように
君がとなりにいないことに
違和感を持たなくなりかけていた自分に
わずかな戸惑いを抱きはじめていた
こうやってだんだんと
気持ちは離れて行くのだろうね
日に日に変わり行く窓の外の景色を
ただぼんやりと見送るように
きっと君も同じように
僕の存在の必要性に
何の疑問も抱かなくなっているのだろうか?
現在(いま)の雲行きが変わることを
ただひそかに恐れながら・・・
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