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「この想いは不安定な秋空のように」
フロントガラスを叩きつける
横殴りの激しい雨
君に逢えないまま季節は
一雨ごとに冬に近づく
お互いがお互いを必要としていることは
痛いくらい知っているのに
どうしても君が必要だとは
素直に云い出せずにいる
この想いは不安定な秋空のように
日に日に小さな変化を繰り返していた
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